【タイムボクシング】定時退社を実現するために仕事効率を上げる最適な方法

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タイムボクシングとは

タイムボクシングは、効果的な時間管理の手法の1つで、日々のタスクや活動を時間単位で区切り、それぞれの区切り(ボックス)に特定の活動を割り当てる方法です。

この手法は、時間を有効に活用し、優先順位をつけたり、タスクに集中したりするのに役立ちます。タイムボクシングを実践することで、計画的かつ効率的な日常生活を実現し仕事を効率的に進めることができます。

実は私が仕事の時に実践していた方法がこの「タイムボクシング」と似ていたため、詳しく調べてみることにしました。私なりのやり方も併せてまとめてみました。ぜひ活用していただいて、「定時退社」を実現してください!

基本的なやり方

タイムボクシングを簡潔にまとめると以下の手順で行うことになります。

  1. スケジュールを管理できるツール(手帳やアプリ等)を用意する
  2. 縦に1日の時間に並べ、(30分~1時間程度の)ブロックに区切る
  3. ブロックにやるべきタスク名を書き込む
  4. 実行する

基本的にはこれだけです。

以下では具体的なやり方についてまとめていきます。

タイムボクシングの具体的なやり方

スケジュールの作成

タイムボクシングを開始するには、まず日々のスケジュールを作成します。これは、1日を時間単位で分割するイメージです。通常、30分から1時間ごとに区切ることが一般的です。学校の授業のようなイメージです。

事前に会議等でスケジュールが決まっている場合、その時間をスケジュール表に明記しておくことをおすすめします。自分が自由に仕事をできる時間を把握してくことで、この後の予定を立てやすくなります。

タスクの洗い出し(何を行う必要があるか)

次に、当日や当週に行うべきタスクや活動を洗い出します。締切がある場合がほとんどだと思いますので、いつまでに終わらせる仕事なのかも一緒に書き出しておくことをお勧めします。

タイムボックスの設定(優先順位を付け、いつ行うのか)

自身のスケジュールを確認し、会議等ですでに予定が埋まっているところ以外でスケジュールの各ボックスに特定のタスクを割り当てます。

優先度の高いものから順に取り組むことが重要です。私は時間のかかりそうなものから埋めていくことを意識しています。

私が意識していることは午前中はクリエイティブなもの(頭を沢山使うもの、アイデアを必要とするもの)、午後は比較的事務的なものと分けてスケジュールを組んでいます。初めのうちは1週間程度のスケジュールを組み、慣れてきたら半月、1か月と予定を立てていくことをお勧めします。

また、急に仕事が入る場合もありますので、スケジュールを常にパンパンにしておく必要もありません。

リアルタイム調整(実際に実行してみての調整)

予期せぬ問題や緊急のタスクが発生した場合、スケジュールを調整して対応します。

ただし、できる限り計画的に進めるよう努力します。また、想定していた時間よりも時間がかかる場合もありますので、その場合にも調整が必要です。

進捗のモニタリング(ふりかえり)

タイムボクシングを実践しながら、各タスクの進捗をモニタリングします。予定通りに進んでいるかどうかを確認し、必要に応じて調整します。

以上が基本的なタイムボクシングのやり方です。

タイムボクシングのメリット

タイムボクシングを行う上でのメリットについては以下のようなことが考えられます。

  • 目の前のタスクに集中できる
  • 優先順位の明確化
  • タスクを先延ばしにすることなく取り組むことができる
  • 達成感があり、モチベーションの低下を防ぐことができる
  • ストレスの軽減
  • 数年継続して行うことで、過去に何をしていたか振り返ることができる

私が考える最大のメリットは、時間管理を徹底することで、「大きな時間や労力を必要とする仕事でも、毎日に少しずつ分散することができる」ことです。この方法で、定時退社を実現させています。

むーんオリジナル

以下のことに意識して私はスケジュールを組んでいます。参考になるものがあればぜひ!

締切の期日を必ずスケジュール表にメモしておく

締切を守れないことは、「信頼」に関わると考えています。当たり前ですが、締切を過ぎてしまうとその後、仕事をしてもらう人へ迷惑をかけてしまうので常に気にかけています。

また、締切当日に業務を完了させるのではなく、締切の5日前(遅くとも2〜3日前)までには仕事を完了できるようにスケジュールを組むようにしています。これは、コロナウイルス感染症にかかり、実際に仕事を休まなくてはならなくなってしまった時からの教訓です。

1つの仕事をできる限り仕事を細分化しておき、少しずつこなしていく

例えば、5時間かければ終わるだろうと見積もった仕事については「1時間×5回」というふうに細分化するイメージです。(実際にはキリの良いところまで業務を行なうことになるでしょうから、時間にはばらつきが出ます。)

なぜ、このようにして取り組むかというと、メリットは2つあると考えます、

1つ目に、細分化することで、業務に取り掛かるタイミングを早めることができるからです。実際に仕事を進めてみると、5時間で見積もっていた仕事が、「10時間」かかりそうだとか、「3時間」で終わりそうだなど、「実際に行うことで見えてくること(全体を把握する)があります」そうすることでスケジュールを管理しやすくなり、締切に遅れず、さらに完成度高く(自分の満足のいくレベルで)業務を完了することができます。

2つ目に、業務を行う間に時間を設けることで、その間に脳が勝手に仕事の事を考えてくれ、整理してくれるからです。一気に全て終わらせるよりも、間に時間があることで新たなアイデアを思いつくことができたり、新しい情報への感度が上がったりすることができ、効率的に進めることができます。

大きな枠組みでスケジュールを決める

大きな枠組みでスケジュールを決める際には、自分が見積もっている時間よりも10~15分余裕を持たせるようにしています。数分で終わるような比較的難易度の低いタスク(メールの返信や、簡単な確認作業など)をストックしておき、早めに終わったときにはそこにタスクを差し込み、無駄の出ないように仕事をこなしていきます。

6~8割完了したところで上司に報告する

業務が完了するゴールが見えてきた辺りで、一度上司に確認をとります。なぜなら、自分では完璧と思っていた内容でも、いつの間にか会社の意図や上司の考え方とズレている可能性があるからです。また、この時に、プラスで付け加える内容はないかも併せて確認しておくことで、仕事を依頼してくれた方の要望に近いものを届けることができると考えます。

タスクが完了したら「✓」をつける

私はタスクの頭に☐を付けて記入しています。タスクが終わったら「✓」をすることでモチベーションの維持や達成感にも繋がります。

仕事が完了したら数日置き、もう一度確認する

数日(半日〜2日程度)後にもう一度確認することで、客観的にその業務に対してベストを尽くせていたかが確認できます。そこまでは主観で(狭い視野で)業務を行なっているため、(私は仕事に集中している時は若干のハイ状態になっていると考えています)ここでもう1人の自分に客観的に見てもらい、手直しをするイメージです。(手直しするところがなければ、過去の自分素晴らしい!とここで褒めます。)

以上が私が仕事に取り組んでいる中で、気にかけていることです。

終わりに

タイムボクシングは個人のスケジュール管理のスタイルに合った方法で、効果的に活用するには、継続的な実践と調整が必要です。自身の目標やライフスタイルに合わせて、最適な時間管理手法を見つけていきましょう。

毎日お仕事に追われている日々だとは思いますが、計画的に仕事を完了させて定時退社し、家族との時間を少しでも多く確保できるように一緒に頑張っていきましょう!

ではまたっ✋

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